長寿のサプリと呼ばれるレスベラトロール

近年話題となっているレスベラトロール。
レスベラトロールってなんだろう?どんないい成分なんだろう?

まずは抗酸化作用。体に良いとされる成分には必ずと言っていいほど、抗酸化作用があります。抗酸化作用というのは、細胞が年をとって働けなくなってしまうのを防ぐような作用です。
そして細胞が年をとると、活性酸素と言う悪者が弱った細胞に傷をつけてしまいます。この傷ついた細胞が、がん細胞へと変化するのです。ですから、抗酸化作用とがん予防効果には深い関係があるとも言えます。

また、飢餓状態やカロリー制限によって、初めて元気になる長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)を、飢餓状態になくても元気にすることがわかり、健康を損なう恐れなく(飢餓状態が長く続くと病気になってしまいますね)、長寿遺伝子を活性化させるとして注目されています。これが長寿のためのサプリメントと呼ばれる理由の一つです。

さらに、同時に注目されているのが、レスベラトロールの認知症を予防する効果です。
レスベラトロールは動脈硬化を防ぎ、脳の血液の流れをよくするので認知症が発症しにくくなります。また、すでに発症してしまった認知症の進行を遅らせることも出来るようです。
この二つのことから、長寿のためのサプリメントと呼ばれています。

サプリメントでレスベラトロールを摂取する際、値段の安い海外のものはイタドリという植物から抽出した製品が多いようです。イタドリ抽出物は日本では医薬品の区分となり、サプリメントとしては違法となる上、効果もあまり期待できないので注意が必要です。

いずれにしろ、レスベラトロールには、他にはない特別な成分が含まれていることは確かですが、上記のような効果を示す「可能性」が認められた段階で、これからの研究が期待されるところです。

中高年になって、抗酸化作用に期待し細胞を若々しく保って健康を維持し、脳の血流量を増やして物忘れを防ぐ・・・。ということに期待して服用するのならよいのではないかと思います。