抗酸化作用と脂肪消費の救世主 カテキン

CMなどでおなじみで、緑茶に多く含まれるカテキン。
日本人が良く飲む緑茶に多く含まれる、ポリフェノールの一種です。
カテキンは脂肪をエネルギーに変えるということで有名ですが、(CMでそう謳っていますね)他にもたくさんの作用があり、実に興味深い成分です。

まずは1つ目、このカテキンにも抗酸化作用があります。
老化の原因といわれる細胞の酸化を押さえて、細胞が変質するのを防いで、遺伝子に傷がつきにくくなります。
緑茶の消費量の多い静岡県では、がんの発生率が少ないことから、カテキンのがん予防効果についての研究も進められています。

そして、2つ目に抗菌、殺菌作用があります。この抗菌、殺菌作用は強力で、カテキンを多く含む緑茶を飲みながら食事をすると、食中毒も防いでくるほどです。昔の人はお茶でうがいをするといいとよく言いますが、これは茶カテキンの殺菌効果を体験的に知っていた、先人たちの知恵によるものでしょう。お茶のうがいは茶カテキンの中のフラボノイドが口臭も防いでくれるので、一石二鳥の効果があります。

さて3つ目は肝心の脂肪消費効果ですが、普通,栄養として入ってきた脂肪分やたんぱく質は、肝細胞の中でエネルギーになるために燃やされます。しかし、余分な脂肪分は燃やしきれずに肝細胞の外に「産業廃棄物」のように捨てられます。産業廃棄物は蓄積して脂肪となって、内臓や皮下に溜ってしまいます。
茶カテキンを摂取すると、脂肪分やたんぱく質の燃焼率がアップし、無駄なくエネルギーに変えることが出来るので、産業廃棄物が減るのです。こういう仕組みで脂肪の消費を促すといわれているのです。食事と一緒にカテキンを摂るだけで効率よく脂肪が消費できるのですから、まさに救世主ですね。

緑茶はなじみやすい味で日本人には比較的摂取しやすいですが、飲みすぎると利尿作用でトイレが近くなったり、カフェインの摂りすぎにも注意が必要です。そのようなことからサプリメントでのカテキン摂取は人気になっています。