不快な症状をあきらめる前にイソフラボン

女性ホルモン、エストロゲンに似た性質を持つといわれるイソフラボン。女性特有の不調の改善に期待が集まっています。その仕組みと具体的な効果についてお話しましょう。

女性ホルモンは生理の周期を調整したり、美肌を作ったりといった役割があります。このホルモンは脳が命令を出し、卵巣にホルモンを作らせるのですが、加齢により、脳が命令を出しているのに卵巣機能が衰えていてホルモンが作れない・・・。という悲しい状況におちいってきます。そこで、分子構造がエストロゲンに似たイソフラボンで補ってしまおうというわけです。

イソフラボンは様々な病気や症状のリスクを回避することが出来ます。
過剰なホルモンの分泌は乳がんのリスクを高めますが、エストロゲンが乳腺細胞のエストロゲン受容体に取り付く前に、分子構造の良く似たイソフラボンが先回りして取り付いてしまうため、乳がんの発生リスクを押さえます。

また、女性ホルモンが急激に減少することでおきる更年期障害の不快な症状、例えば不眠や落ち込み、のぼせなども緩和することが出来ます。

イソフラボンの含まれる具体的な食材は数多くあります。豆乳や豆腐はもちろん、味噌、納豆、黄な粉など様々です。摂取量の目安は豆腐だと1/2丁、納豆は1パックなど比較的摂取しやすい量で、一日の理想摂取量は40~50mgとなっています。日本人が昔から食べてきたような食事なら普通に摂取できる量ですが、外食やファーストフードの食事が多い人はサプリメントで補う方法もあります。その場合、一回量で約30mgほどのイソフラボンが摂取できることが多く、生理前などエストロゲンの分泌量が増えているときは特に過剰摂取に注意が必要です。

食品からイソフラボンを取り入れる場合、腸の善玉菌を増やすヨーグルトと一緒に摂取すると、イソフラボンの吸収をグンと高めてくれるので、食べあわせにも工夫しながら食事に取り入れるのが良い方法ではないでしょうか。